日々の活動

3月6日の偽造された東井不適切発言問題のてん末

3月6日私が一般質問が終わると、福井新聞社のT記者がすぐにやってきて、「これは個人攻撃ですよ」、「今の質問大丈夫ですか」と言われた。彼は私が引用した新聞記事を書いた記者で、私が取材した記事ということを再三述べており、引用されたことに腹がたった様子であった。

13時になっても、議会が再開されない。理由は私の一般質問において問題発言があって、その対応のために会派代表者会議が開催されているとのことであった。

そうした中、本会議の再開時間は遅延し、13時30分過ぎになって私は呼び出され、議長の判断で、不適切発言があったので、謝罪するとともに削除箇所は議事録が出来てから最終日に申し出る案が示された。

東井は、自分の発言でかなり本会議の再開が遅れたことに責任を感じ、この案を受け入れざるを得なかった。

1時間遅れで、本会議が再開され、私は謝罪し、不適切な部分は箇所は、精査し、最終日に申し出る旨発言した。

友人たちからは、いい質問だったとの評価を得ていたが、問題発言を指摘され、謝罪を半ば強要されたことを伝えると、録画を見て、どこが不適切発言なのか分からないとの連絡があった。

私は、帰宅後、録画を見たが、個人のプライバシーや人権を攻撃するような問題発言は全くなく、政治的発言に終始しているのを確認した。友人たちからも、東井はなぜ謝ったのか、問題発言などないというメールや電話が入った。

翌日の福井新聞に私の謝罪の記事が載った。同僚のT議員にも、東井は問題発言していないとの連絡が多くあったとのこと。

なぜ、東井が問題発言を行ったとの話になったのか関係者に聞くと、東井の一般質問終了後、新清風会の帰山議員、さばえ結の会の福原議員と江端議員から東井の質問に不適切発言があったと遠藤副議長や事務局長にクレームを行った。事務局長は、佐々木議長に相談し、会派代表者会議を行った。結の会会長の三村議員は「東井さんは何もわかっていない」、新清風会の末本会長は、「我々副市長2人制に賛成した11人は侮辱された」と言う。逆に、東井が呼ばれる前に、市民創生会会長の石川議員は、議会の中で他者の意見に反論や批判するのは当然であり、そうでなければ議会における発言の自由は保障されないし、闊達に議論できないと主張したとのことである。

新清風会や結の会は、普段から活発に発言し、佐々木市長の行政行為に批判的である東井に打撃を与えようと、このような対応を図ったものと思われる。

翌日の新聞記事においては、T記者は、「議員を強烈に批判した」とか、「不適切な発言を議事録から削除する」とか、事実と異なる記事を載せ、東井の名誉を大きく毀損した。([参考]問題記事参照)

翌々日の総務委員会にT記者が委員会傍聴を申請された際、委員である佐々木議長から適切に取材し正確に報道するよう注文を付けるべきという発言があり、空委員長は、T記者に対し「きちんと取材し公平に報道するように」と伝えた。

新清風会や結の会の言いがかりを付けた議員は、結果として、議会の言論の自由を妨害する行為であり、これこそ私に対する個人攻撃であり、私の議員としての名誉を棄損することを企図した行為である。強く非難されるべきである。

なお、3月12日及び13日T記者より釈明があり、覆水盆に返らずという面があるが、T記者自ら謝罪的なものがあったことは評価し、T記者との関係は修復することとした。

[参考]問題記事について

(1)「議員1人の賛成理由の一部発言を取り上げ、個人を痛烈に批判した」と記載してあるが、あくまでも私と異なる政治的判断について批判をしたものであり、議会活動とは関係のないプライバシーや基本的人権を侵すような個人避難を行ってはいない。

(2)「個人を痛烈に批判した」と記載しているが、東井が痛烈に批判したのは、市長の提案した副市長2人制と市長の政治姿勢についてである。議員を個人攻撃したと印象付けようとしている。

(3)「議事録から削除される」と記載しているが、一般質問の途中で会派代表者会議が開催され、再開が伸びているなかで、議会を傍聴または視聴している市民に、これ以上迷惑をかけないため謝罪はしたが、削除はしていない。私は、「削除する文章については、精査の上、最終日21日に改めて申し出させていただきますので、よろしくお願いします」と述べており、問題発言がどこなのか分からないため、当然削除はしていない。

 

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