本日12月14日、常任委員会が開催されました。私は総務委員会に所属していますので、総務部と政策経営部所管の議案を審議しました。
中でも、福井県社会保障推進協議会から出された健康保険証廃止の中止を求める陳情についての取り扱いが問題となりました。陳情者の福井県社会保障推進協議会は共産党系の団体で公党の団体であることから、不審な団体ではなく、問題はないと判断します。
次に陳情の趣旨・内容については、マイナ保険証について多くのトラブルが発生している中、来年秋の現行健康保険証の廃止は一時延期し、国民の不安を解消することを進めるべきであるという趣旨は理解できるものです。
よって、政府(行政)の都合よりも、市民本位、市民目線に立つという私の政治理念から、現時点においては、国民の意思を優先し、マイナ保険証の強制移行は延期し、当面国民の現行保険証のままかマイナ保険証にするかという選択を保証し、早急にトラブルの解消に努めるべきであるという考えに立ちたいと思います。その観点から採択すべきという判断をいたしました。他の議員は、やがてトラブル解消されるであろうという推測や国策であるからという理由、あるいはマイナンバーカード申請促進と混同して、不採択を主張されました。採決の結果、採択すべきと判断したのは私1人だけであり、総務委員会は不採択とすることで、決しました。
これからも、市民目線、市民本位という立場で考え、行動してゆきます。