(東井) 指定管理者制度において、コスト面ばかりが強調され、サービス面がおろそかになっているように見受けられる。施設の能力を最大限発揮するために、指定管理者と市が共同して事業を進めることをマニュアル等にも明記し、施設所管課への指導を徹底してはどうか?
(理事者) 指定管理者と市が相互に協力していくためには、現場を見て、現場に足を運び、現場の声を聞くということが大変重要であると認識している。今後、マニュアル上に現場の状況を把握することを明記し、施設所管課において適切なモニタリングを実施し、さらに施設利用者の利便性向上につなげていきたい。市政における市長のリーダーシップは非常に重要である。リーダーシップは、職員にどうしようか聞くだけでなく、自ら調査・研究し、このまちをこうしたいという熱い思いがあって初めて発揮できるのである。そして、熱い思いを行動に変える、これが今の鯖江市に求められている市長像ではないだろうか。