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5月1日 市民団体は議長の議事運営に公開質問状提出

市民団体「鯖江市(議会)を考える会」(代表 山本敏雄)は、3月議会における議長の議事運営に疑義あり、放置すれば、議会の自由発言の原則が侵され、闊達(かったつ)な議論に影響があることを危惧し、会員4人が議長室を訪問し、佐々木議長に公開質問状を提出しました。(写真撮影は、何故か佐々木議長から断られました。)

3月議会の混乱は、副市長2人制の提案をめぐる議会内での対立によるものです。佐々木議長も新清風会に属しており、公平な議会運営を行われていないことは、議長の品位を欠くと言わざるを得ません。

◎ 24.5.1鯖江市議会議長あて公開質問状

内容の概要は、次のとおりです。

1 東井議員(私)は、3月6日の一般質問において副市長2人制に反対する立場から、市長の政治姿勢を追及した。その中で、2月21日の副市長定数条例の一部改正案に対し特定の会派や議員が行った政治的判断に対し批判的意見を述べた。個人的なことに対する言及ではないにもかかわらず、さばえ結の会や新清風会の議員は、不適切発言があったと言い出した。政治の世界では、同じ判断には賛同し、異なる判断には反対や批判したりすることは通常のことであり、それが議論である。当日、議長は、昼休憩後議会を再開しないで、会派代表者会議を開催した。後に私を呼び、「不適切発言があったので、再開後、私が謝罪し、不適切な部分は、精査の上、後日申し出る」という案を示した。私は、不適切な発言を行った認識はないものの、これ以上再開が遅れ、傍聴に来た市民やテレビを見ている市民に迷惑がかかると思い、この案を受け入れた。後日、自らおよび弁護士にも確認してもらった結果、不適切発言は無かった。安易に謝罪したことで市民の皆様にご心配をおかけしたことは大きな反省点である。議長は、不適切な発言内容が不明確なまま、かつ議会を再開しないで謝罪する提案をしたことについて、その判断が適切であったとお考えかお聞きする。

2 議会運営委員会や本会議での議長の態度から、某議員には発言を認め、東井の発言は阻止することで話が出来ていたのではないか。中立性を欠いた対応ではないか、認識をお聞きする。

3 新清風会のK議員は、私が発言しようとした際、発言を阻止するため、「議事進行の動議」と発言したが、議長が動議としての手続きを取らず、うやむやにしたのは間違いではないかお聞きする。

4 3月6日の一般質問の中で、議長は、私が佐々木市長に対し指差しをしたとのことで、「議会の品格を損ねたので注意する」と言われた。私は発言を強調するため、身振りを加えたり、同じ言葉を繰り返すことは行ったが、指差しは行っていない。議長に説明してあったにもかかわらず、軽々に議場でこのような発言をしたことこそ、議会の品格と議長の品位をおとしめ、議員の名誉を棄損するものと思うが、いかがお考えかお聞きする。

 

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