2月21日 副市長2人制にする「副市長定数条例の一部改正案」について、委員会付託および本会議での採決が行われました。
私たちは、税金の無駄づかいや選挙前に行うことによる選挙対策の疑いから、反対を主張しました。残念ながら刑事告発されている議員や最長老議員の会派や納税者感覚のない若手女性議員により可決されてしまいました。
特に女性議員が鯖江市は子育て施策が停滞しているので副市長2人になることにより風穴が開くことを期待して賛成するとの対応には、彼女らに期待していただけに、失望感は大きいものがあります。市民ではなく事業だけを考え、しかも今まで仕事をしてこなかった市長に期待して、さらに6千数百万円もの費用を使うことを了とするというのです。業務が停滞しているから副市長を雇うとなれば、多くの停滞している業務があり、いくら費用がかかるかわかりません。当該議員は、市民の血税をどう見ているのでしょうか。市民のことよりも、自分が関心のある特定の事業のことしか眼中にないことを見透かされ、佐々木市長のまいた餌に食いついてしまったことに気がついているのでしょうか。女性副市長にする、子育て施策を充実するという言葉の餌をまかれ、取り込まれてしまったのです。子育て施策は、通常業務の中で十分充実できます。6千数百万円もの費用を使わなくていいのです。必要なら、アドバイザーに助言してもらうとか、子育て施策検討委員会をつくるなど工夫すれば大きなお金をかけなくても、副市長増員よりも効果が期待できます。
若手は事業のことしか考えていないという現状と、年配者は自分や会派のことしか考えていない現状にショックを受けるとともに、市民のためにはたらくと考えている議員が少ないことに愕然としました。
でも、いつか変えなければ。人を大切にする鯖江市に! 嘘や不正のない鯖江市に! 気を取り直してガンバロー!